垂井宿
Tarui-juku

「垂井宿」は、中山道と美濃路の分岐点であり、古くから交通の要衝として栄えた。文化年間に建てられた油屋宇吉家跡のほか、現在も宿泊ができる安永年間に建てられた旅籠・亀丸屋などの旧家が現在もその姿をとどめ、宿場町の趣を存分に感じることができる。
垂井宿界隈では、平成23(2011)年に垂井町観光協会や商工会など5つの団体が中心となり「垂井宿にぎわい推進協議会」を設立。かつて中山道各宿で盛んに行われていた「六斎市」を復活させたり、スマートフォン用の観光案内アプリを開発するなど、積極的な活動を行っている。また同協会では、ウオーキングイベントも積極的に企画しており、泉などの水関連スポットを巡るものや、松尾芭蕉がこの地で多くの俳句を残したことにちなみ吟行をテーマにしたウオーキングなども企画。活性化に向けた取り組みが実に豊富だ。
宿場間マップ・散策マップ
アクセス
<公共交通機関>
JR「垂井駅」から徒歩約10分
<お車>
名神高速道路「関ヶ原IC」から約15分