馬籠宿
Magome-juku

日本橋から京都へと向かう県内最初の宿場町「馬籠宿」は、木曽11宿の最南端の宿場町でもある。約600メートルの急峻な地形にある宿場町は、全国的にも珍しく、坂の下の方には、敵の侵入を妨げるために街道を鉤の手に曲げた「枡形」も残る。両脇には格子のある民家、資料館、茶屋、土産物店など、江戸時代を彷彿とさせる家並みが連なる。「馬籠宿」と長野県にあるお隣の「妻籠宿」は、越県合併以前からそろいで観光する人も多い。「今後もお互いに連携しつつ、峠を抜けて、落合宿・中津川宿へと続く一体感をアピールしたい」と地元の人々は語る。平成21(2009)年には「妻籠・馬籠宿」が読売新聞の平成百景に認定されるとともに、ミシュラングリーンガイドブックでも一つ星を獲得。日本を代表する観光地として国際的な注目を集めている。
宿場間マップ・散策マップ
アクセス
<公共交通機関>
JR「中津川駅」から路線バスに乗り換え「馬籠」下車すぐ
<お車>
中央自動車道「中津川IC」から約30分