細久手宿

Hosokute-juku


「細久手宿」で往時を偲ばせる建物といえば「大黒屋」だ。細久手宿内の本陣・脇本陣が手狭になり、他の領主との合宿を嫌った尾州家が、問屋役酒井吉右衛門宅を本陣として定めたのが始まり。安政6(1859)年の建築で、なんと今でも現役の旅籠。2階が1階に比べて際立って低く、数寄屋造りの座敷や箱階段なども見ることができ、国の登録有形文化財に指定されている。江戸時代と変わらぬ姿を残す風情ある「大黒屋」だが、近年は新しい取り組みとして1階入り口スペースをギャラリーとして開放するなど、宿場町の活性化にも積極的に取り組んでいる。

宿場間マップ・散策マップ


アクセス

<公共交通機関>
JR「瑞浪駅」から路線バスに乗り換え「細久手」下車すぐ
<お車>
中央自動車道「瑞浪IC」から約30分